2.(7)教科名の入力と時数計算
教科名の入力
教科名入力ツール
1/2時間や 1/3時間の扱い
合同授業の扱い
基準時数との差・実施率・消化率
教科名の入力
設定が終わると、週案を作成することができます。
図のように教科名を入力していくと、それに応じて自動的に時数計算が行われます。
なお、ここで入力できる教科名は、「A教科等の名前と基準時数の設定」で設定されたものに限られます。
それ以外の教科名は、入力しようとしても出来ません。
どうしても入力したい教科名があるときには、「A教科等の名前と基準時数の設定」を再度行ってください。
教科名入力ツール
教科名は、キーボードから直接入力することが可能です。
しかし、それ以外にもいくつかの入力方法があり、代表的なものは「教科名入力支援ツール」を使うことです。
このツールには、「リモコン型」と「マウスカーソル型」の2通りの使い方がありますので、好みにより使い分けてください。
上の図では、4月7日の4時間目の教科名入力欄が水色になっていますが、これはリモコン型で教科名を入力する際の入力対象欄になっているという意味です。
「マウスカーソル型」を使う以外にも、次のような方法で、マウスカーソルをその教科等の形に変えることができます。
・「週案作成画面」上部に並んでいる「国」〜「・(中点)」というメニューをクリックする。 ・「週案作成画面」下部の時数集計欄に表示されている教科等の名前をクリックする。 |
なお、マウスカーソルを通常の形に戻すのにも、次のようにいくつかの方法があります。
・教科名を入力する欄で右クリックする。 ・教科名を入力する欄でShiftキーを押しながらクリックする。 ・「週案作成画面」上部のメニューの中から「通常」をクリックする。 ・時数集計欄に表示されている教科等の名前を右クリックする。 ・時数集計欄の「計」「合計」あるいは空欄をクリックまたは右クリックする。 |
1/2時間や 1/3時間の扱い
このソフトウェアでは、1/2時間や 1/3時間単位で時数をカウントすることができます。
教科名を入力する欄に例えば「国算」と入力すると、国語が1/2時間、算数が1/2時間カウントされます。
また、「国算算」と入力すると、国語が1/3時間、算数が2/3時間カウントされます。
上の図の例では、「音生図」と入力し、各1/3時間カウントされています(時数集計欄では小数第2位で四捨五入して表示されますが、内部的な計算は高精度で行われます)。
同様の方法で、1/2時間から 1/60時間単位までを扱うことができます。
なお、「国・」(・は中点)と入力すると、国語のみが1/2時間カウントされます。
「マウスカーソル型」を利用してこのように複数の教科名を入力するためには、1つの教科名を入力してから、その前または後ろを、Cntlキーを押しながらクリックします。
※ この機能は、すべての教科名が同じ文字数のときにのみ使用できます。
合同授業の扱い
例えば、「A教科等の名前と基準時数の設定」で「1の1音楽」「1の2音楽」という教科名を設定したとします。
このとき、週案作成画面で「1の1音楽+1の2音楽」(+は全角)と入力すると、「1の1音楽」と「1の2音楽」の両方が1時間ずつカウントされます。
※ この機能は、すべての教科名が同じ文字数のときにのみ使用できます。
基準時数との差・実施率・消化率
画面下部に時数集計欄があります。
ここには、初期状態では、「今週の時数」「1年間の合計時数」「基準時数との差」の3段が表示されています。
表示する段数や項目は、「設定」-「表示・動作等の設定」-「設定」とメニューをたどって「時数集計欄」タブを表示させ、そこで設定することができます。
「基準時数の差」とは、各教科等の1年間(または各学期)の合計時数と「A教科等の名前と基準時数の設定」で設定されたその教科の基準時数との差です。基準時数に到達していないときは、赤字で表示されます。
「実施率」とは、その週までに、ある教科が基準時数の何%実施されたかを表す数字です。
算出式は次の通りです。
実施率 = その週までの実施時数 ÷ 基準時数 × 100
「消化率」とは、その週までに、ある教科が予定時数の何%実施されたかを表す数字です。
予定時数とは、ある教科がその週までに実施されているべき時数です。
算出式は次の通りです。
消化率 = その週までの実施時数 ÷ その週までの予定時数 × 100
その週までの予定時数 = 基準時数 × (その週までの授業日数 ÷ 年間総授業日数)