2.(4)基本となる週時程の設定

続いて「B基本となる週時程」の設定です。
ここで週時程を設定すると、1年分の時間割が自動的に週案上に入力されます。
同時に時数も集計されますので、年間時数の見通しを持つことが出来ます。

週時程は、パターン1から4までの、4種類設定できます。
その利用の仕方は、次の4通りです。

・パターン 1 を年間を通して使用
・パターン 1 〜 4 のうちのいくつかを、期間を決めて使用 (期間が重なるときは、1よりも2、2よりも3、3よりも4を優先)
・パターン 1 と 2 を、交互に1週間ずつ使用
・ある期間はパターン 1 と 2 を交互に1週間ずつ使用、別の期間はパターン 3 と 4 を交互に1週間ずつ使用 (期間が重なるときは、1・2よりも3・4を優先)

年間を通して週時程は決まっているが水泳の期間だけは特別の週時程がある、といった場合に、2つめを選びます。
A週とB週があって異なる週時程を隔週で使う、といった場合には、3つめを選びます。

週時程表にキーボードから直接教科等の名前を入力することは出来ません(「A教科等の名前と基準時数の設定」で設定した教科名と矛盾することを避けるためです)。
教科名入力支援ツールを使ってください。
このツールは「リモコン型」「マウス型」の2通りの使い方があります。

リモコン型では、テレビのリモコンを押すような感覚で教科名を入力していきます。
下の図では、月曜日の3時間目の欄が水色になりカーソルが点滅していますが、これはリモコン型で教科名を入力する際の入力対象欄になっているという意味です。

マウス型では、マウスを使ってスタンプを押すような感覚で教科名を入力していきます。

週案作成画面上でもほぼ同じツールを使えますので、その練習として使い方に慣れておくとよいでしょう。
なお、「CR」とは「キャリッジリターン(改行)」の略で、ここでは、次の日の1時間目に移動する、という意味です。



なおこの図のように、初期状態では「7」と「メモ」の欄は無効となっており、背景色が灰色になっています。
「7」が無効なのは、7時間目が週案上で表示されていないからです。
また「メモ」が無効なのは、週案上で「メモ」欄に教科名入力欄が表示されていないからです。


なお、週案画面上で7時間目を表示するには、「設定」-「表示・動作等の設定」-「設定」とメニューをたどり、「教科名入力欄の表示/非表示」タブで「7」にチェックを入れ、さらに、「各欄の幅の比と表の向き」タブで「7」の値を0以外に設定します。また、週案画面上で「メモ」欄に教科名入力欄を表示するには、「設定」-「表示・動作等の設定」-「設定」とメニューをたどり、「教科名入力欄の表示/非表示」タブで「メモ」にチェックを入れます。

パターン2〜4の「1」〜「6」の欄の背景色がピンクになっています。これは、2〜4のパターンが使用可能であるにもかかわらず、まだ使用されていない、ということを意味しています。

週時程の設定は、年度途中でも変更できます。
ただし、週案上にすでにデータが入力されているときは、ここで設定した週時程をそれらに上書きするかどうかを選択することになります。