3.(4)他学級/過年度のデータの利用
他学級のデータや過年度のデータは、学級/年度によって時間割や日付・曜日・授業日数などが異なるため、そのままでは再利用できません。
そこで用意されているのが、「他学級/過年度のデータの読み込み」という機能です。
例えば、今年度1年生を担任することになり、昨年度の1年生担任の先生が作成したデータを再利用したいとしましょう。
その場合はまず、2.使用方法(基本編) で説明した方法に従って、今年度用の1年生のファイル(これを「読み込み先」とよびます)を作成します。
読み込み先で、1年分の教科名がすでに入力されていることが、昨年度の1年生のファイル(これを「読み込み元」とよびます)を読み込む際の前提となります。
次に、「ファイル」−「他学級/過年度のデータの読み込み」とメニューをたどり、「他学級/過年度のデータの読み込み」画面を表示します。
この画面は、「読み込み元」から「読み込み先」にどのように読み込むのかを設定する画面ですが、表示されたときには両ファイルを比較して すでに自動的に最適な設定がされています。
通常は、このまま「OK」ボタンをクリックしてください。
国語と算数のみ昨年度のデータを利用したい、などという場合は、画面左にある「読み込み対象の選択」で、国語と算数以外のチェックを外してください。
こうすると、国語と算数だけに昨年度のデータが読み込まれ、ほかの教科等にすでに週案上で内容が記入されていても、その内容はそのまま保持されます。
国語の内容はすでに数時間分記入してあって、その後から昨年度のデータを利用したい、などという場合は、「読み込み先の教科等」の欄で日付を調整してください。
「読み込み先」の教科を変更することもできますが、これは「生活科」に「総合的な学習」の内容を読み込むといった、やや特殊な使い方を想定して用意されている機能です。